コラム

【衝撃】夜間に3回以上〇〇する人は死亡率が2倍高くなる?!

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こんにちは Sanae です。

排尿に何秒かかる?



自分の排尿時間がどのくらいかかっているかご存知ですか?

いきなり、排尿時間聞く?
って思ったかもしれませんが(笑)

これが結構、シンプルな上に実に興味深いことなので
ちょっと読み進めていってみてください。

前回
私の顔に吹き出物ができたというお話をしたのですが
それは、一つの身体のサインで、
身体の中で起ってしまった小さな炎症がボヤのうちに気がついて
大火事になる前に消火活動できたのも
日頃の自分の体調をズボラながらもゆる〜く観察してきたからです。

未病やその先きの大きな病気の予防には
自分の身体を日頃から観察することが大切
というのは、健康を気にしている人にとっては、
わかりきった事かもしれませんね。

しかし、皮膚の症状や、頭痛、胃腸の状態といった症状の他に、
普段何気なく行っている生理現象にも
生活習慣病や未病を防ぐサインがたくさん隠れているんです。

中でも身体の変化がわかりやすいのは

排尿

例えば
ビタミン剤を飲んでおしっこが真っ黄色だったり

または、
クリーンイーティングを心がけている人が
ある日、朝はファストフード、ランチも外食で
夜はポテチ一袋とビールをガッツリ飲んだとします。

すると、普段は無臭で色も薄いレモン色くらいなのに、
この時ばかりは、色の濃いスパイシーなポテチの匂いがする尿や、
はたまたビールの飲み過ぎで頻繁にトイレに行ったり、

ということを
体験した人もいるのでは無いでしょうか?

私だけではないはず(笑)

特に排尿時間、排尿回数、夜間の尿の変化
すでになってしまっている特定の病気以外では
膀胱の筋肉の衰えによって柔軟性を失っているという

身体の老化のサインや体に起っているさまざまな炎症のサインとなります。
そして恐ろしいのは、それは死亡率にも関わってくるというのですから、
見逃さないようにしたいものですよね。

では、どの状態が健康な状態なのかというと


健康的な排尿時間

健康的な排尿時間は21秒
1回あたりの排尿量は150ml~200mlでコップ1杯分程度で、
長くて30秒以内が目安です。
もし30秒以上かかるようなら、膀胱の機能が低下しているのかもしれませんよ。

これは2015年にノーベル賞のパロディーで有名な
「イグノーベル賞」で、物理学賞を受賞した米国の研究チームの研究でわかったことで、
「体重が3キロ以上の哺乳類なら、ほとんどの動物が排尿にかかる時間は約21秒である」
という事です。これは尿道の長さと直径の比率が
1:18とほぼ共通しているからだそうです。

ってことは・・・うちの犬と猫と私の排尿時間はほぼ同じって事ですね(笑)

年齢が上がるにつれて排尿時間は長くなりますが、
この排尿時間が30秒/回を超える場合
お肌の曲がり角ならぬ、膀胱年齢の曲がり角とでも言いましょうか、
膀胱の筋肉が衰えてきているサインです

男性の場合は、前立腺肥大など特定の要因によっても長くなりますが、

まずは、時計を持ってご自身の排尿時間を調べてみてください。

膀胱を衰えさせないための予防法としては
下腹部、とインナーマッスルを意識した筋トレや
ダイレクトに、肛門付近の筋肉などを収縮させて、
筋肉に刺激を与えてみるのも良いかもしれません。

健康的な排尿回数

1日あたりの排尿の回数は4~7回が平均的。
だいたい日中は4~7回で、夜間は1回くらいです。
排尿回数は多くても少なくても問題で、
日中3回以下の場合は尿閉や前立腺に問題がある可能性が、
日中8回以上、夜間に1回以上トイレに行く場合は頻尿の可能性あると言われています。

これは、老化で膀胱のしなやかさが失われると、ためられる尿の容量も減ってしまうため、
同時に我慢できる容量も減るので頻尿になるのです。

ただし、これも水分の摂取量や摂取のタイミングなどによって異なりますので、
一概にはいえませんが、慢性的に3回以下の場合や、8回以上トイレに行っている場合は
専門機関で診断や検査をしましょう。

健康的な夜間の尿の回数

排尿回数の中で、注意しておきたいのが
夜間の排尿回数です。

なぜかというと、夜間の排尿回数が
死亡率を高める可能性があるという衝撃的な実験結果が
スウェーデンの研究でわかったからです。

夜間に3回以上トイレに起きる人は
2回以下の人と比べて2倍も死亡率が高まった
というもの。

重要なのは、これは夜間頻尿そのものが寿命を縮めているということではなく
寿命を縮めるような病気になった場合
一つの症状として夜3回以上排尿を催す、夜間頻尿が起こる場合が多いという事です。


上にあげた3つのことの他に、尿の色や匂いも気になるところです。
健康な尿は色が濃くても薄くても透き通っています。
尿は腎臓でろ過された老廃物ですから
飲食したものの色や成分に影響を受けて濃くなったり
水分が足りない場合には尿が濃くなりますので、
これはあまり心配いらないのかもしれません。

もし、これが白濁しているようならば塩類の結晶が混じっているか、
膿が混じっている場合は尿道炎などの可能性が考えられます。

また、尿が泡だったあと、しばらくしても泡が消えない場合は尿蛋白や、
糖が過剰に尿に混ざっている場合があるので、
このような状況が慢性的に起きている場合は検査をしてみると良いでしょう。

もちろん、水分の取り過ぎや不足、おしっこを我慢していた時、運動した後、お酒を寝る間際まで飲んでいた時など、排尿の変化には他の原因もあるので、あまり神経質になることはありませんが

内臓の老化は目に見えないので気が付きにくいものですから、
日頃から、生理現象の変化に気を配っていると、
身体のサイン、病気のサインから、病気を予防をすることができますので、

もし、ご自身の生活に当てはまることがあったら

体を酸化や糖化といった老化につながる減少から遠ざける、
筋力をつける、1日の中でバランスよく十分な水分をとる、
腎臓に負担がかからないように心がけることなど、
生活習慣を見直してみるのも良いでしょう。

また、一度しっかり検査を受けるなど予防を早めに行いましょう。



本日も最後までご覧頂きありがとうございました

では、また!
SanaePlate

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件名:質問

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