こんにちは LiveWellBeing プレイトです。
LiveWellBeingでは、あなたがより健康で豊かな未来の暮らしを手に入れることができるように、ライフスタイルや自然療法を基本とした健康法などをわかりやすく、また毎日の生活にすぐにとり入れることができるようにより実践しやすい情報として発信しています。
仕事や人間関係、健康問題、育児や恋人との関係、お金や夫婦生活や将来の事などなどなど、あげればきりがないほど私達を取り巻く環境には頭を悩ますことがいっぱいで、そのことでストレスが溜まっている人も多いはず。
でも、あなたの人生は仕事もプライベートもハッピーに過ごせるようにしたいですよね。それはストレス耐性をつける思考メソッドで、心理学の分野で、さまざまな環境に適応し生き延びる力や、逆境や困難を乗り越える力、ストレス耐性などと言われている『レジリエンス』を高めることで解決します。
「レジリエンス」とは?
レジリエンス(Resilience)とは「回復力」「復元力」あるいは「弾力性」とも訳される言葉で、元々は物理学や生態学などの用語として知られる言葉ですが、最近ではとりわけ心理学の分野でよく使われています。
このレジリエンスを理解する上で重要なイメージとして「跳ね返す力」があげられます。心理学の分野においてレジリエンスはストレスによる外圧に表層的に抵抗する力というよりは、内なる弾力性によって外圧を跳ね返すような内から外への強さを示すからです。
人は誰でも落ち込むことがあるものです。時には心がポキっと折れてしまうこともあるかもしれません。でもね、レジリエンスがある人というのは、むしろその逆境を糧にして大きく飛躍のチャンスに変えていきます。
つまり、レジリエンスとは「落ち込まない」「心が折れない」という強さではなく、その状態からしなやかな柔軟性を持つ強さで再起する力だということです。
では、どのようにしたらレジリエンスを高めることができるのでしょうか?
レジリエンスを高める5つのステップ
「ついつい悩んじゃう」「失恋の痛みを何年も引きずってる」「私ってこういう人間なの」と決めつけているかもしれませんが、「困難から立ち直る回復力」や「逆境を受け止める力」は、意識してトレーニングすることで、高めることができます!
つまり、いつもクヨクヨ悩んでしまう自分と、サヨナラできるんです。今日からレジリエンストレーニング、始めませんか?
STEP1:レジリエンスを鍛える意識をする
まずは、「トレーニングしてレジリエンスを鍛えるぞ!」意識をしましょう。筋トレの時にも、動かしている筋肉を意識するのとしないのでは、トレーニングの効果が全く違うといわれていますよね。心のトレーニングもまさにそれと同じです!
STEP2:自己肯定「気づき」
まずは自分の存在を肯定的に捉えることができることが大切です。自己肯定感はレジリエンスのある心にとって基礎となる要素です。
そして今の自分の状態にしっかりと気づくこと。例えば呼吸が浅くなっている=焦っているな、とか日々の立ち方の姿勢から自分の状態に気づけるかもしれません。
STEP3:感情の調整(コントロール)
レジリエンスに乏しい場合の特徴として、物事に常に「一喜一憂」するという側面があります。感情をコントロールすることは、直面する問題に一喜一憂せず、物事を大らかに柔軟に捉えていくことが重要です。そのため、客観的に物事を見て感情をコントロールすることは、レジリエンスのある心の条件ともいえるため、レジリエンスを発揮する上で非常に大切な要素です。。
STEP4 : 楽観性
私達は自分ではどうにもならないと感じる問題に直面した時、無力感に襲われることが多くあります。感情をコントロールするだけでは保てない心の葛藤を打破するには、楽観的な思考や感情が大切になります。
例えば直面している問題を一時的な問題と捉えるか、それとも永続的な問題と捉えるかでは全く認識が変わってきます。「きっとこの問題も乗り越えていけるんだ」「なんとかなる」という楽観的な思考は、問題を一時的なものとして捉えることが可能になり前向きな方向に進んでいけます。
STEP5 : 自己効力感
ストレスがたまった時、落ち込んだ時、あなたはいつもどうしていますか?自己効力感とは自分が直面する問題に「自分なら大丈夫」という「いま現在の自分から未来に対する可能性への前向きさ」を認識をすることをいいます。
たとえ今の自分が直面する問題が大きなものに見えても、自分なら乗り越えていけるという自分への期待、また今までの成功体験を思い出して頑張ってきた過去の自分を思い出すことで自信を取り戻すこともできます。
あなたなりの方法で、レジリエンスを高めてみてください
どんなに強い心でも、相対的にさらに強い出来事や困難に直面したら、人は誰でも心が折れてまいます。
レジリエンスを高める方法は、「これが正しい方法です!」といったものではなく、これらのステップを踏まえてあなたの中に答えを見つけるもの。
だからこそ思考の柔軟さ、ある種の楽観性が必要となるのではないでしょうか。困難な状況や望ましくない状態を捉えて跳ね返す弾力性のある心は、主体的に多くの困難を乗り越える原動力ともなるでしょう。
「乗り越えられない困難はこない」
そう思える柔軟で前向きな思考が、レジリエンスを発揮する上で最も重要な要素になります。
それには、瞑想などで現在自分が置かれている状況や心と身体の状態を内観する練習こそが、一番効果的かもしれませんね。
プレイト早苗 Plate Sanae
1975年生まれ。埼玉県川越市出身。
2016年よりカリフォルニア州在住。
ホリスティックヘルスコーチ、自然療法アドバイザー、植物療法家。
趣味:サーフィン、アロマ・ハーブ、ガーデニング、発酵料理研究、Hula、DIY