コラム

健康に2022年を迎えたいならば、今年の年末は「大掃除をしない」が正解!新年を健康に迎えるための最低限の掃除とは

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おはようございます。
LiveWellBeing ヘルスコーチさなえです

クリスマスも終わり、今年も残すところあと5日。

お正月を目前に「大掃除、しないとなぁ」と、少しずつ気が重くなってきていませんか?

ただでさえ忙しい年末に
大掛かりな掃除をするのは、
気力も体力もドーっと消費するものですよね。

大掃除を終えて、いざお正月を迎えようと思ったら

ちょっと熱っぽいとか、
だるいとか、喉がイガイガするなど
かぜの症状で体調を崩して
寝正月になってしまった〜(涙)

そこで、そんなことにならないように

今年の年末の大掃除をミニマム化できる、年末にやるべき掃除2つのことをご紹介しましょう。

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■そもそも冬の「大掃除」は非効率


「大掃除」と聞くと、あなたはどこの掃除をしようと思いますか?

網戸や換気扇、エアコンなど、普段あまり掃除をしない、ホコリや汚れがこびりついた場所をキレイにすること…のように思っている方も多いのではないでしょうか?

でもね、寒さで冷え固まった汚れはなかなか落ちないんです。さらに冬場の掃除は手荒れもしやすくてツライですよね(涙)。そうなんです、そもそも寒い季節は掃除に適していないのです。

日本ではあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、ヨーロッパでは大掃除は冬ではなく、春に行う『スプリング・クリーニング』という習慣があるくらい、寒さも和らいだ頃の春の季節は、実は大掃除にピッタリの季節なんです!

家の中の掃除をするときには、埃が出るので窓を全開にして行いますが、これもやはり寒い冬よりは暖かくなってからの方が良いいでしょうしょうし、さらに、暖かくなってからのほうが油汚れも緩んで落としやすいし、外部の掃除や水拭き掃除もラクにできます。

ではなぜ日本では大掃除を12月に行うような習慣になったのでしょうか?

■大掃除のルーツは「煤払い(すすはらい)」

昔は家の中に囲炉裏やかまどがあり、家の中が煤(すす)だらけになったため、煤を払うことが掃除をすることの象徴でもありました。また、払うという言葉には、清めるという意味もあるので、江戸時代に江戸城で煤払いが行われるようになり、それが一般に”掃除”という概念で広がったといわれています。

「煤払い」というと神社やお寺で行う煤払いを思い浮かべるように、

12月13日の吉日に行われる「煤払い」は単なる掃除ではなく、新年を司る年神様を迎えるための神聖な清めの行事なのです。

そもそも、一連の正月行事というのは、新年を司る年神様をお迎えするために成立しました。年神様は、農耕神であり祖霊神でもあると考えられているため、家々にやってきて新年を生きる力や福徳を授けてくださるといわれています。そこで、12月13日から28日の間に掃除を済ませ、年神様を迎えるために家中を清めるわけです。

これは、私たちが大事なお客様が来る前に念入りに掃除をしてお出迎えするのと同じですね。

■なぜ大掃除をするの?


普段の時でも掃除をするとスッキリした気持ちになるように、

神様を迎える準備の他に大掃除は、一年のけじめのひとつと考えられています。

お正月というのは昔は魂を更新する(パワーチャージをする)重要な時と考えられていました。お正月の定番のお雑煮は、魂の象徴であるお餅を食べ、身につけるための料理です。もちろん、現在はそのように信じて行われているわけではありませんが、お正月に特別な気持ちになるのは、こうした日本ならではの文化が根底にあるからだと思います。

「煤払い」に清めの意味があるように、大掃除には有形無形の様々なものを払ってケジメをつける意味があるため、すっきり気持ちよく新年を迎えられるのでしょう。昔から、掃除をすると良いことがあるといわれていますが、その最たるものが大掃除であり、隅々まできれいにすると、年神様がたくさんの福徳を授けてくださるといわれています。

また、物が片付いたり要らないものを処分したことで達成感を感じられる

このように、大掃除はやらなくても新年は迎えられるがやった方が気持ちや縁起が良いというものなのですね。

では、できたらあまり無理をしたり、大ごとにせずに効率よく掃除をしたら良いのでは?

■冬にやるべき掃除2箇所

冬の掃除は効率が悪いといっても、掃除全てがそうかというとそうではありません。

冬にこそやるべき場所はこの2箇所でOK。1箇所15分から1時間くらいで完了するので、短い時間で”大掃除終わった!”という達成感も得られるというわけです。

1、冷蔵庫

「大掃除しない派・したくない派」の人も、冷蔵庫の掃除は寒い年末の時期にやることをおすすめします。


冷蔵庫を掃除するには食品を外に出さないといけませんが、真冬であれば外に出しても食品は傷みずらいので、冷蔵庫の中身を全て外に出して掃除しましょう。
せっかくなのでトレイやドア棚も取り外して洗ったり、食材の期限などをチェックすれば、

一年前に賞味期限が切れた調味料や、いつ買ったのかもわからないような乾物、一度開けてしまってカビの生えたジャムなど食べたら体を壊しそうな物が庫内を占領することが防げます。さらに、食品ロスや無駄を防ぐことにもつながるので、日々のチェックはもちろんですが、年末にしっかりと掃除すると良いでしょう。

また、お節料理の材料のストックのためにもスッキリ充分なスペースのある冷蔵庫内はみているだけでも気持ちが良い物です。

冷蔵庫を空にしたついでに、庫内やパッキンも隅々までキレイにしたら、最後に消毒用エタノールかアルコールスプレーを吹きかけて消毒をしておきましょう。
      

2、自分が一番気になっているところ

家中を掃除できれば理想的ですが、なかなかそうもいかないのが現実です。水を使う網戸掃除など、天候の良い日にしたほうが合理的なこともありますし、時間に余裕がない場合もあるでしょう。


しかし、いくら大掃除をしないといっても、まったくなにもやらなかったら「やるべきことをやらなかった感」が出てしまい、気持ち良く新年を迎えられないという人もいるかと思います。

そういう場合は、やる気と意味を大事にしてください。大掃除の本来の意をくんで、あなたが一番気になっているところを掃除するといいでしょう。

ただし、15分から最長でも1時間で完了する場所を選ぶ事がポイント。

例えば、昔から、家族の命を支える台所(キッチン)、健康を保持する水回り(キッチン、浴室、トイレ)や、新年の年神さまを迎えるという意味では床の間、神棚、仏壇、リビング、キッチン、浴室、トイレなども良いかもしれません。

また、キレイな玄関に福来たる!ともいいますし、家の入り口をキレイにしておくと全体の印象も変わります。玄関掃除で気分を新年へ!というのも良いでしょう。

今年の年末は、”冷蔵庫+自分でここだけはやっておきたいと思ったところ”だけを掃除して、

寝正月を回避しながら達成感も得られる、そんなお得な年末を過ごしてみませんか?

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

それでは、また!
SanaePlate

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