LiveWellBeingでは、あなたがより健康で豊かな暮らしを手に入れることができるように、ホリスティックな視点でQOLの実現のための、ライフスタイル、心と体のための健康法などをわかりやすく、また毎日の生活にすぐにとり入れることができるようにより実践しやすい情報として健康コンシャス大国の米国カリフォルニア州から発信中!
こんにちは ヘルスコーチSanae です。
米国カリフォルニアは段々と
日中40度超えの日が多くなってきましたよー。
朝9時の時点でもうすでに暑いっ!
夏好きな私には、このジリジリ焼けるような日差しがたまらないですけどね。
でもね、気をつけたのが暑さによって起こる
脱水症状や熱中症、そして夏バテですよね。
特に、コロナの影響で未だ公共施設内や人混みでは
”マスク着用”なので更に注意が必要です。
私も、今まで以上にこまめにお水を取るように心がけています。
ということで、今日は
そんなお水の健康効果についてのお話です。
ところで、あなたは1日どのくらいお水を飲んでいますか?
私のセッションの中でも
クライアントさんによく
”1日どのくらいお水飲んでますか?”
とか
”今日はどのくらいお水を飲みましたか?”
という質問をしているので
私のセッションを受けられた方は
”出たー!その質問っ”
て思ったかもしれませんね。
だって、
私たちの身体の55%から60%を水分が占めていて
その水分量が15%減っただけでも身体に重篤な症状を引き起こすため
水は私たちが健康に生きていく上での
生命活動をサポートしてくれている最も大切な物質、
といっても過言ではないんです。
さて、先程の質問の答えなんですが
クライアントさんの回答でもよくあるのが
『結構気をつけて飲んでますよ!朝に、蜂蜜入り白湯、コーヒー1杯飲んで、お昼はコーヒーにお茶、夜はビール飲んじゃいました!』
私:なるほど、水分はしっかりとっていますね〜、で、「水」は?
水分でなくて、水です、H2Oです!!
これは、ちょっと極端な例だったかもしれませんが、
昔の私は、こんな感じでした。
意外と水だけを飲むことって、意識していないと少なくなっていないですか?
何が言いたいかっていうと
コーヒーやお茶はその成分を水に抽出した飲み物で
カフェインなどの他の成分も入っています
ビールに至ってはアルコール入っちゃってるので
純粋な「水」ではないのです
別の成分が入っているってことは、
水分としてから体に入ったその成分を
腎臓で濾過しなくてはいけないので、腎臓にも負担がかかります。
ですから、〇〇入りのお湯を含む、コーヒー、お茶などだけを飲んでいたのでは
水分をとっていることにはなりますが、
水を飲んでいることにはなりません。
私が、皆さんに意識して欲しいのは
純粋な水をどれだけ摂取できているかです。
なんで、私がここまで純粋な水を飲むこと
を意識して欲しいと言うのかというと、
水を飲み、体内の水分含有量を保つことは
私たちの健康に様々なメリットを生み出してくれるから。
その効果はもしかしたら、
いや確実に、どんな高級サプリメントよりもメリットがあるものだと思います。
いくつか代表的な例を挙げてみましょう。
水の健康メリット
- 基礎代謝がが上がる
- 体温が上がる
- 食欲の抑制
- ストレスの低減
- 睡眠の質が高まる
- 疲労の回復(筋肉疲労など)
- アンチエイジング
- 美肌、ニキビや吹き出物などができにくくなる
- 乾燥肌・シミ・小ジワ・たるみが改善する
- むくみの解消
- リンパの流れが良くなる
- 老廃物をデトックスできる
- 血液をサラサラにする
いかがでしょうか。
こんなにメリットがいっぱいなんです!!
水を飲むということは、美容面はもちろん、成人病の元ともなる肥満対策に、そしてメンタル面でも効果抜群。
例えば、ストレスの軽減は
水のリラックス効果(鎮静効果)によってもたらされます。
これは、水を飲むことで、脳に集まった血液を胃腸に導き、
精神状態を落ち着かせることができるからです。
また、水に含まれるカルシウムやマグネシウムは神経に作用して、
張り詰めた神経を緩めてくれます。
ストレスが溜まっていると感じる時や緊張状態にある人は、
少し意識的に、コップ一回のミネラルが多めに含まれている水を
少しずつ飲むことがおススメです。
また、疲労回復では
水が脳、腸、肝臓、腎臓、筋肉に酸素や栄養素をスムーズに運ぶことで、
老廃物を体内に溜め込まないようにします。
水分不足で血流が滞ってしまうと、
それにより細胞が活性化せず、代謝が悪くなり、疲労の蓄積にもつながってしますというわけです。
水分を意識的に摂取して血液をサラサラにすることで、疲労の回復が期待できます。
また、運動前に水を飲んでおくことで筋肉疲労を遅らせたり、回復を早めたりする効果が期待できます。
さらに、基礎代謝を上げることができるのは、
ひとつには、水分補給することで血液やリンパの流れが良くなり、体が温まります。
そして、内臓機能や筋肉の働きが良くなることで、エネルギーの消費量が上がります。
もう一つは、水を飲むことで一時的に体温が下がるので、下がった体温をあげるためにエネルギーを使い、体温を元に戻そうとしてエネルギーの消費量が増えるのです。
また、お水を飲むことで空腹感を感じずらくなることが、食べ過ぎを予防してくれます。
もちろん、水を飲んでいるだけで、何キロも減量できるわけではありませんが、
健康な体重を維持するサポートになりますよね。
このように、ちょっとあげただけでも体内での水の働きによってこれだけ様々な健康効果が得られます。
ほんと、水って有難い優れものですよね。
ではここで、簡単に水の働きについて説明しましょう。
水の主な働き
水の主な働きは物質の溶解・物質の運搬・体温調整です。
物質の溶解
食事の中に含まれる様々な栄養素は水によって吸収しやすい形に分解され
水に溶けた状態で代謝反応を起こすことで、代謝されます。
物質の運搬
血液やリンパ球は水分を含んでいるので、体内の物質を細胞まで運んだり、
不要になった老廃物も尿によって体外にスムースに排泄されます。
体温調整
例えば、夏の暑いときや運動時に汗をかくのは、体熱の放散によって体内温度の上昇を防ぐためです。
このように水は比熱の高い物質で、温まりにくく冷めにくいという性質があるので、温度の変化が少なく、これが体温を一定に保つことに役立っています。
注:水の比熱(1g当たりの物質の温度を1度上げるのに必要な熱量のこと)
人間は水の摂取によって、例え食べ物を食べなくとも2週間から3週間は生きられるそうです。
しかし水を一切とらない状況では、3日から4日程度で命を落としてしまいます。
食べ物がないことよりも、水がないことの方が断然早く命の危機を迎えることになるのです。
では水を飲まない状況でいると、人間の体にどのような症状が現れることになるのでしょうか。
水を飲まないとどうなるか
冒頭で、人間の体の水分量のうち15%が失われると、
重篤な症状を起こすとお話しましたが、
実はこの水分量のうちの20%が失われると、
人間は死に至ると言われています。
1%失われる:のどの渇き
5%失われる:脱水症状や熱中症などの症状
15%失われる:生命活動の維持に支障を来たす
20%失われる:死亡する
そしてもし、こんな症状があったら
水分量が10%未満失われているサインです
- 倦怠感
- 吐き気
- 肌の乾燥
- 血圧低下
- 思考能力の低下
など、
特に、水分が不足し始めに一番わかりやすのは、尿の色です。
尿の色が濃くなったら水分が不足しているサインですので速やかに水分補給をしましょう。
では、水分不足にならないように心がけて
水の効果を最大限に実感するには、
どうのように水を飲むべきなのでしょうか
水の健康効果を最大限に活かす飲み方
体内の水分は、無意識のうちに失われているものです。
運動などをしていなくても常に汗はかいているので
1日に約500mlもの水分が排出されています。
更に、呼吸や排泄で出て行く水分なども合わせると、
成人であれば約2L〜3Lもの水分を1日で失っているのだそうです。
けっこう、すごい量ですよね。
ですから、意識的に水を飲むことが大切なんです。
水分を補給するときのポイントとしては、
こまめに少しずつ飲む
「喉が渇いたら飲む」という方も多いかもしれませんが、
喉が渇くということは、その時点で体内の水分が足りなくなっているサインです。
理想としては、喉が渇く前に飲めるといいですね。
とはいえ、なかなか自分では喉の渇きがわからないものです。
水を飲むより効果的なタイミングとしては、以下の5つが挙げられます。
効果的な飲み方とタイミング
- 起床後
- 食前・食後
- 運動前・運動後
- 入浴前・入浴後
- 就寝前
お風呂に入ってもいるときや寝ている間にも発汗しますし、
もちろん、運動すれば汗をかきますよね。
つまり、これらはいずれも「体内の水分を失うタイミング」というわけです。
また、体格や年齢によって個人差はありますが、
成人の水の1日の必要量は平均して約1.5Lなので、
コップ1杯(200ml)程度の水を1日に概ね6〜8杯飲むのが理想です。
朝起きたときや仕事で一息入れたいとき、入浴後、就寝前などに、コップ1杯の水を飲む習慣をつけましょう。
ただし、水分を取らなきゃと言って500mlのペットボトルの水を一気に飲み干してもすべては吸収されません。それどころか、気分が悪くなったりと体に負担をかけてしまうので、一気飲みは避けるようにしてくださいね。
・常温か白湯を飲む
夏の暑い時や体温が高くなる運動後などは、
どうしてもかなり冷たい水を飲み過ぎてしまうものです。
しかし、体を必要以上に冷やすのは胃腸機能の低下を招くので
常温か、体温より少し高い温度のお水をお勧めします。
特に白湯には朝起きた時の空腹時に飲むと胃を整えてくれますし、体温を上げるサポートをしてくれます。
・軟水を飲む
お水には軟水・中軟水・硬水・超硬水があります。
見た目は同じ水ですがそれぞれ硬度の違いがあります。
硬度は、水1000mlの中にカルシウムとマグネシウムがどれだけ含まれているかの値を示すもので、
硬度が低いほど、カルシウムイオンやマグネシウムの含有量が低いため、口当たりがまろやかで飲みやすい水になります。
硬度が高い硬水は喉越しや味にちょっとクセはありますが、ミネラルが豊富です。
軟水:0–60mg/L
中軟水:61ー120mg/L
硬水:121ー180mg/L
超硬水:≧ 181mg/L
日本の水道水やミネラルウォーターはほとんどが軟水です。
代謝を上げる、疲労回復などには体に負担をかけずに水を飲むのであれば、ミネラル含有の少ない軟水が良いでしょう。
まとめ
水は私たちの生命維持と健康維持に欠かせない物質で、
様々な健康効果をもたらしてくれます。
健康のための飲み方のポイントは
・毎日こまめに水分補給
・一気にたくさん飲まず、1日200mlの水を6〜8杯が理想
・常温か白湯で、胃腸に優しく吸収
・体に負担にならない軟水を選ぶ
いかがでしたか?
もし、自分はちょっと水分不足かもと感じたら、
いつもより、コップ一杯多く飲んで見ることから始めてみましょう。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました
では、また!
SanaePlate
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プレイト早苗 Plate Sanae
1975年生まれ。埼玉県川越市出身。
2016年よりカリフォルニア州在住。
ホリスティックヘルスコーチ、自然療法アドバイザー、植物療法家。
趣味:サーフィン、アロマ・ハーブ、ガーデニング、発酵料理研究、Hula、DIY