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【世界糖尿病デー】6秒に1人が命を落とす病気糖尿病:初期症状の体からのサインはこれ

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おはようございます。
LiveWellBeing ヘルスコーチさなえです

11月14日(日曜日)は「世界糖尿病デー」

世界各地で糖尿病の予防、治療、療養を喚起する
啓発運動を推進することを呼びかけ、
11月14日は国連及び主要国で様々なイベントが開催されます。

ということで、今日は糖尿病についてのお話です。

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糖尿病は癌やその他の病気と比べて、
死に至る病気という認識はまだまだ薄いのですが、
年間実に500万人以上が糖尿病の引き起こす
合併症などが原因で死亡しています。

これは、例えるならば世界のどこかで、
6秒に1人が糖尿病に関連するなんらかの病で命を奪われている計算となり、
AIDSによる死者に並ぶ数字と言われていて、

その人数は年々増え続ける傾向にあり、
2045年には世界の糖尿病人口は約7億人に達することが予想されています。

糖尿病は以下の4つに分類されます。

糖尿病4つの分類

①1型糖尿病


A自己免疫性
B特発性

②2型糖尿病

インスリン分泌低下を主体とするものと、インスリン抵抗性が主体で、それにインスリンの相対的不足を伴うものなどがる。
主に生活習慣など後天的な要因から起こる

③その他の特定の機序、疾患によるもの


A遺伝子として遺伝子異常が同定されたもの
B他の疾患、条件に伴うもの
・膵外分泌疾患
・内分泌疾患
・肝疾患
・薬剤や化学物質によるもの
・感染症
・免疫機序によるまれな病態
その他の遺伝的症候群で糖尿病を伴うことの多いもの

④妊娠糖尿病

参考:糖尿病診断基準に関する調査検討委員会:糖尿病の分類と診断基準に関する委員会報告(国際標準化対応版). 糖尿病55:491, 2012より

糖尿病と経済問題

中でも最も経済問題と関係するのが
生活習慣病でもある2型糖尿病。

一昔前までは、2型糖尿病は”社長の病気”とか
”贅沢病”とか言われていましたが
近年における糖尿病患者の増加は
特に発展途上国で顕著に見られ、
このことが更なる経済成長、生活水準の向上、
教育改善の大きな妨げとなっているのが現状です。
糖尿病は世界の経済問題にも深く関わっています。

そういえば、先日のニュースで
コロナパンデミックの中で、
あれだけ苦渋を強いられた飲食店の中で、
ファストフード業界だけは売り上げが右肩上がりだった
というのを聞いて

私は、とっても違和感を感じたのですが

すぐにその理由に納得いってしまったのは
私の家の近所のMcDonaldにも毎日ドライブスルーに長蛇の列ができていたからです。

特に私が住むカリフォルニア州は、
経済格差もあり、年々物価が高騰していることに加えて
アメリカならでわのチップという習慣があるので、
レストランに行けば、食事代にチップを足す
価格帯が比較的安めのレストランだとしても
一人2,000円は下りません。
さらにパンデミック中はレストランも店内で食べることができなかったために
注文は全てお持ち帰りのみ。

だから、
安くて、早くて、うまい
と言われている
McDonaldにみんな行くよね
何より摂取できるカロリーに対しての価格が安い

例えば
McDonaldのチーズバーガー
一個で140円で310cal
コンビニ弁当でも450円程度で800cal以上を取ることができます。
アメリカには、こんな素敵なお弁当が売っている
コンビニもスーパーもないので
”McDonaldにしよ〜”ってらるわけですね。

もちろん、ファストフードを否定しているわけではありません。
私も、たまに食べますよ。
チーズバーガーとフライドポテトが個人的には好きですが、
フライドポテトのあの食感とゴリゴリの塩っけはクセになる〜!

って、これだから
要注意!なんですけどね。

塩も油もカロリーも摂りすぎてしまうのに
実際に体を作るための栄養は低く
さらにバランスが偏ってしまう。

でも、なんとなく満足感はあって
安いから、毎食毎日・・・・

これ、私が学生の時です。
そう、若い時からこの食生活に慣れてしまっていると
気づかぬうちに2型糖尿病の予備軍に・・・

2016年に実施された日本人の糖尿病実態調査によると、
日本には約1000万の「糖尿病が強く疑われる人」が存在しており、
さらに、「糖尿病の可能性を否定できない人」も約1,000万人、
合計で総人口の15%を超える約2,000万人の糖尿病患者および予備群がいると推定されています。

ところが、医療機関や健診で糖尿病といわれたことのある人の中で、
「治療を受けていない」人の割合は、特に男性の40~49歳の働き盛り世代で最も高く、
その約5割が未受診または治療中断という状況です。

その要因に、糖尿病には痛みなどの自覚症状が少ないことから、
疑いがありながらそのまま治療を受けないケースが多くあることが考えられています。

注意したい糖尿病の初期症状


2型糖尿病の原因は主に生活習慣病ですので、
本来ならば、予防することができるのですが、糖尿病の初期には
自覚症状がないために、進行しやすい病気でもあります。

初期に見られやすい症状はこんな感じです。

異常な食欲の増進


血液中に異常に増えたブドウ糖を処理しようとしてインスリンが多く分泌され食欲が増進します。
症状が悪化してくると、ブドウ糖をエネルギーとして吸収できなくなった体が、代わりのエネルギーとして体の筋肉や脂肪をエネルギーに変えようとするので、急激に痩せてしまうのです。
体が疲れやすくなる
上記のように体の筋肉や脂肪をエネルギーとして使ってしまうので、筋力が低下し体が異常に疲れやすくなります。また食後に眠くなる場合も多いようです。

異常なのどの渇き


血糖値が高くなると血液はドロドロとして濃くなります。この状態は脱水状態と脳に判定され、水を飲むように脳から指令が出るのです。指令通りに大量に水をのみ、腎臓から尿として大量に排泄されるので、尿の回数も増えます。

足の症状


意外と見落とされがちなのが足の症状です。
糖尿病になると毛細血管が傷つくなどしてダメージを受けやすくなります。それにより、感覚や運動をつかさどる自律神経に悪い影響を与え、足に症状が表れることがあるのです。
主な症状は、

・足がしびれる、浮腫み
・ほてる、冷えやすくなる
・つりやすい、こむら返りがおこる
・足に違和感があり皮膚が乾燥する、ひび割れる
・巻爪になる、タコができている

これらの足の症状は血液の滞りで起こっていることが多いものです。
足に違和感を覚えたら、早めに病院で検査を受けましょう。

皮膚の症状


尿や汗に混じっている糖が皮膚につくことで菌が増殖しやすくなり、
外陰部や皮膚にかゆみを生じるのもひとつの症状です。

そのほかにも
・薄味の料理を物足りなく感じる
・尿の回数や量が増える

といった症状もあります。

今日は日本各地でも、著明な建造物をブルーにライトアップして
街頭での啓発活動を実施していますので、
ぜひ、世界糖尿病デーのイベントに参加して、
ご自分やご家族、大切な人とともに、
糖尿病について考え、予防にむけた一歩を踏み出してみましょう。

本日も最後までお付き合いくださってありがとうございます。

ではまた!
Sanae Plate

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