コラム

【サプリ大国アメリカ発】間違いだらけのサプリ選び

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おはようございます。
LiveWellBeing ヘルスコーチさなえです。

サプリ大国アメリカで、
近年問題視されつつある、栄養素の過剰摂取。
これによる健康被害もあるとか・・・。

アメリカでは、日本のような国民健康保険制度がなく、
個人で加入する健康保険も結構高額なため、

”医者にお世話にならないように、病気を予防しよう”

という考え方が根付いています。
その予防策のひとつとして多く用いられているのが
サプリメント。
足りていない栄養素を手軽かつ効率的に補えることから、
合理的な人の多いアメリカらしい対策ですよね。

最近は、日本でもサプリメントの需要が広まり
そのせいもあってか、ヘルスコーチをしていると
必ず聞かれる質問があります。

それは

「サプリメントは何をとったらいいか」です。

もちろん、
私は日本でもアメリカでも医者や薬剤師の資格はないので

「〇〇を取ると良いですよ」とは言えませんし、
特定のサプリメントを勧めることもできません。

その代わりに私がお答えできることは、

「なぜそのサプリメントがあなたに必要と思ったのかな?」

「食生活、睡眠状況、ストレスレベルを含む生活習慣はどうですか?」

この2つの質問です。

サプリメントの存在を”絶対ダメ”と
否定しているわけではないですよ。

私も、必要な時はお世話になることがありますし。

でもね、
例え、私にその資格があったとしても
万人が飲めるように
しかも、成分を濃縮して作られたものを、

いきなり”これ!”って無責任に勧めることはできないです。

なぜならば、
体質や生活環境によって一人一人が違うように、
必要な栄養素、栄養素の過不足もまた同じではないからです。

さらに栄養素の中には、
とり過ぎることで健康被害を及ぼす成分もあるくらいです。

もちろんこれは、サプリメントだけでなく
普段の食事からとる栄養素にも同じことが言えますが、

食事からの場合、一度に摂取できる量には限りがありますし、
体内で代謝される工程の負担が低いのです。

この栄養素の代謝は主に腎臓と肝臓で行われ、
通常、過剰な栄養素は体内に排出されます。

しかし、サプリメントのように成分が加工されたものは、
一定の容積に最も多くの成分を詰め込むことができるために
場合によっては容量が多すぎることもあります。

また、摂取したい栄養素以外の成分も入っている場合が多く、
そのため、複数のサプリメントを併用している場合は、
栄養素の過剰摂取のリスクが高くなってしまうのです。

このことで、腎臓と肝臓は普通に食事からとった時以上に
過剰な栄養分を体外に排出しなければいけなくなるので
必然的にオーバーワークになってしまいますし、
脂溶性の物やミネラルなど体外に排出しきれなかったものは、
肝臓や腎臓に溜まってさらに負担をかけることになります。

例えば、
鉄分サプリを過剰に摂取すると体内で「フリーラジカル」が発生し、
これが副作用として細胞を傷つけ、老化(酸化)や胃腸障害を招く原因とされています。

また、錠剤にはコーンスターチや、塩分、砂糖
カプセルタイプのものにはゼラチンや植物油なども入っているということも知っておく必要があります。

ちなみに、私の基本的なサプリメントは
日光・果物・たまに肉 です(笑)

健康長寿には
作られたサプリメントもいらない心と体が理想的だと私は思っています。

ですから
そのサプリメントが必要だと思う身体の変化に注目して、
まずは、生活習慣を見直すことに取り組むことをやってみて、
それでもどうしても
サプリメントをとりたいと考えている場合は

血液検査をしてから、専門医師に意見を聞いたり
処方してもらうことをお勧めします。
正、この場合もそのサプリメントが第三機関の認証を得ているものを取り入れるようにしましょうね。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

それでは、また!
SanaePlate

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