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【脳活】慢性疲労や集中力が続かないのはあなたの姿勢が影響してます

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LiveWellBeingでは、あなたがより健康で豊かな暮らしを手に入れることができるように、ホリスティックな視点でQOLの実現のための、ライフスタイル、心と体のための健康法などをわかりやすく、また毎日の生活にすぐにとり入れることができるようにより実践しやすい情報として健康オタク大国の米国カリフォルニア州から発信中!

心と体の健康のための基本を今すぐ知りたい方はこちら

こんにちは Sanae です。

今月はアメリカで年に2度の行事の一つ
時計の針を移動させる
Daylight Saving Time(サマータイム)
11月1日に終わり
カリフォルニアも秋冬時間に

この時計の針を1時間ずらすってやつ
アメリカに引っ越してきていまだに慣れない私
家中の時計の針は変えたのですが

ズボラ〜な私の車の時計はいまだに夏時間です(笑)

さて
今日は
私の講座やブログの中でもよく出てくるキーワードの
幸せホルモン『セロトニン』
このホルモンを食べ物でも運動でも日光に当たることでもなく
分泌を高めてくれる
しかも超シンプルな方法をお教えします

早速答えから

ズバリ
「姿勢を正す(正確には背筋を伸ばす)」

セロトニンが不足するとどうなる?

精神の安定に大きく影響するセロトニンが不足すると
慢性的な疲労、精神のバランスの崩れ
イライラや暴力的になる
向上心が低下・学習意欲の低下
その他
不眠、睡眠リズム障害、うつ病を発症する原因となるだけではなく
痛覚、食欲、性行動、感情行動、体温、など
関与する生理機能がとっても幅広いんです

特に現代ではセロトニンが不足している状態にあるとも言われていて
そのため現代の生活環境下ではセロトニンの分泌を増加させる事が
脳や身体の機能の健康を促進させる
キーホルモンとなっています

セロトニンは睡眠時にはほとんど分泌されないので
セロトニンの分泌を増加させるには
朝目覚めてから日中の生活のなかで
効率よく分泌させる必要がありますね


以前もお話したように
セロトニンはタンパク質に含まれるトリプトファン(アミノ酸)を原料に作られますが
実際食事だけで、脳と体に必要な量を取るとなると
ダンプカー1台分くらい
肉や魚、果物、野菜を食べないと追いつかないそうなんです

・・・・・・

ダダダ ダンプカー!?
なので

食事以外にもセロトニン作る方法を知らないと
永遠にセロトニン不足になっちゃいますよね

食事以外にセロトニンを増やす方法

食事以外でセロトニンを増やす方法として

リズム運動や人と触れ合う(グルーミング)や日光を浴びる
などが主にあげられますが

実はもう一つ重要な事があって
それが背筋を伸ばす事なんです

これには脳新皮質とセロトニン系の神経伝達物質が深く関わっていて
めっちゃ話が長くなるので
詳しくは次回に持ち越すとしましょう

簡単に言うと
 

人間の身体は、細胞が次々と生まれ変わる新陳代謝によって成り立っていて

体内ホルモンのバランスは新陳代謝と密接に関わっているんです

細胞の新陳代謝は、全身に巡る血液によって栄養が行き渡る
こんな感じ

①正しい姿勢→②栄養が血液中を巡る→③新陳代謝→④ホルモン分泌

正しい姿勢=立った状態で背筋を伸ばしている状態
重力に逆らって姿勢を保つために働く筋肉
下腿・大腿・腹部・首の各前後を使う事

この抗重力筋肉達を使うことで新陳代謝が活発になり
セロトニンが活性化してくれます

ここで一つだけ問題が・・・・
それは
抗重力筋肉は最も縮みやすくて
最も疲労しやすい筋肉というところ

  • 長時間のデスクワーク
  • 悩み事がある
  • 自信がない
  • 恐怖心
  • ストレス過多


こんな時は特に筋肉が重力に負けて猫背になりがちです
みなさんも
落ち込んでいたり、疲れている時
気づかないうちに猫背になっていませんか?

もう一つ

猫背になると
呼吸が浅くなり
交感神経が優位になります
つまり神経がたかぶった戦闘モード
もちろん、日中に交感神経が優位になることは
生体反応としてごく当たり前のことですが

いらないとこで過剰に交感神経が優位になると
セロトニンがそのバランスを取るために働き始めます
なので
本来は十分に足りているはずのセロトニンが不足するというわけです

さらに
セロトニン神経が弱いと
特別なことをしていないのに疲労感があったり
トロントした顔つき、猫背、歩き方も弱々しくなります

卵が先か鶏が先かと言うことになりますが

いずれにせよ
猫背になることで
せっかく分泌しているセロトニンの分泌や
本来の働きを疎外している可能性もあるんですね

セロトニンは睡眠の質にも大きく影響してきます

日中は重力に負けずに
背筋を伸ばして立つことで
セロトニンを効率よく分泌そして活用して

脳を活性化させて
疲労に強い、精神の安定した心と体を作りましょう


と言う事で
今月は背筋を伸ばすことを意識して生活してみてはいかがでしょうか?


本日も最後までご覧頂きありがとうございました



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件名:ホルモンバランス

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