こんにちは LiveWellBeing プレイトです。
LiveWellBeingでは、あなたがより健康で豊かな未来の暮らしを手に入れることができるように、ライフスタイルや自然療法を基本とした健康法などをわかりやすく、また毎日の生活にすぐにとり入れることができるようにより実践しやすい情報として発信しています。
疲労感、頻繁に起こる頭痛、動悸や気分の不安定感・・・
あっ、私だ
と思っている人多いと思います。
で、その原因は 日常のストレスとか、過労の上に睡眠不足の三重奏だ
と思っている方
実は これらの不定愁訴と言われる症状の主な原因に
『低血糖(血糖調節異常)症』や 『鉄欠乏症』が挙げられます
低血糖(血糖調節異常)症
では、この低血糖症はなぜ起こるのでしょうか?
成人の場合、空腹時血糖値110mg/dl未満、食事後120分の血糖値140mg/dl未満
でこの両者を満たすものを正常型とします(血糖値は個人差があります)
血糖値がこの正常範囲を超えて乱高下した場合などに
自律神経や中枢神経に機能異常をきたし
血糖値の乱高下によって自律神経が刺激され
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自律神経の刺激によって、血糖値が乱高下する
という
悪循環が作られてたしまうのです
そのほかの症状としては
うつ、パニック障害、慢性頭痛、めまい
また睡眠時無呼吸症候群などもあげられます
血糖値の乱高下はなぜ起こってしまうの?
それは
ズバリ!食習慣です
飽食やダイエット思考など現代の食生活の乱れが血糖値の乱高下を引き起こして
しまうのです。
そして、これらは医療にかかっていても
更年期障害や精神疾患と判断されがちです
2009年に女性の不定愁訴と血糖値の関わりについて
東京女子医学医科大学産婦人科学教室が行なった調査によると
20歳代から40歳代の女性5名
初診時の主訴は月経不順、月経過多、PMSなど婦人科疾患であったが
問診の際にて、抑うつ感、イライラ感、慢性疲労感、動悸などの症状があり
実際にその中の3名は精神神経科にて治療を受けている患者も存在したそうです
これらの5名に共通する点は
甘いものや炭水化物(米や小麦粉など)に偏った食生活があったため
食事療法を行なったところ
各種の自覚症状が軽快されたそうです
この他にも、別の研究グループの調査でも
不定愁訴を訴え医療機関では更年期障害や心身症などと診断され
薬まで処方された患者の多くが(もちろん薬は効いていませんでした)
実は食生活の乱れによって引き起こされた
低血糖症だったため食事療法により改善されたという結果も報告されています
心と身体の健康を未来につなぐには
まずは自然療法による食習慣の改善が近道かもしれません
プレイト早苗 Plate Sanae
1975年生まれ。埼玉県川越市出身。
2016年よりカリフォルニア州在住。
ホリスティックヘルスコーチ、自然療法アドバイザー、植物療法家。
趣味:サーフィン、アロマ・ハーブ、ガーデニング、発酵料理研究、Hula、DIY