コラム

最近ちょっとしたことでイライラしてませんか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
man doing yoga in morning


こんにちは LiveWellBeing プレイトです。

LiveWellBeingでは、あなたがより健康で豊かな未来の暮らしを手に入れることができるように、ライフスタイルや自然療法を基本とした心と体の健康法などをわかりやすく、また毎日の生活にすぐにとり入れることができるようにより実践しやすい情報として発信しています。

自然療法の基本を今すぐ知りたい方はこちら

春は「肝:かん」の季節

4月は新年度という事もあり、気持ちも新たに新生活を始められる方も多いのではないでしょうか?

桜並木の桜も開花しだし、ぽかぽかと暖かい日も増えてきて心もウキウキしてしますよね。

一方で、気温の差や生活環境または仕事環境の変化など外部からのストレスによって体調を崩しやすいのもこの時期です。

東洋医学における春は「肝」(主に自律神経系)が高ぶりやすい季節とされています。寒さもいくぶん和らぎ、人間の身体や精神も山の草木が芽吹き始めるのと一緒で、冬の間に内に溜まってた”気・エネルギー”が芽吹き出すのです。

そのために、自律神経が不安定になり精神的に不安定だったり、アレルギー症状が起きやすくなります。
具体的には、訳も無くイライラしやすい、眠れない、気分が重い、めまい、皮膚病といった症状が出やすくなります。

東洋医学では昔から「肝」の異常がある時は、酸味のある食べ物を摂るといいと言われています。酸味は「肝」に入り、「肝」の働きを整える役割をします。

しかし、酸味は収斂作用があるために摂取しすぎると、春に発散すべきところを抑制してしまうことがあります。また、消化器系が弱っている場合はかえって胃腸への負担となってしまいますので、酸の摂取はほどほどにしましょう。

また、肝が高ぶるのとは反対に機能低下になりやすいのが”脾”(主に消化器系)です。この脾は甘みによって強めることができます。世間では甘いもの=体に悪いとされることも多いのですが、場合によっては甘みを取ることも必要です。

とは言え、こちらも注意していただきたいのは、疲れているからといって甘みの強い菓子や甘いジュースなど、糖分の高い食べ物を急激に摂り過ぎ無い事です。
甘みの強い食物は一時的に満足感が得られますが、血糖値の乱高下と低血糖状態を招きやすく、結果としてイライラや慢性的な倦怠感、栄養の偏りを助長しかねません。そのため逆効果でお菓子やジュースが手放せなくなる事もしばしばです。

蜂蜜や果物などから自然の糖分を適量に取ると良いでしょう。

最近なんとなくイライラするとか、疲れているなと感じたら積極的に心と体を休めてください。

半日でも、1日でも自分に集中できる時間を作りましょう。

散歩や好きなスポーツで体を動かしたり、好きな音楽を聞いたりなど、こまめに気分転換をしてみてはいかがでしょうか?

簡単に気分転換できる呼吸法はこちら


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る