コラム

【節分】大豆の食べ過ぎには要注意!

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こんにちは LiveWellBeing プレイトです。

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本日2月4日は立春、とはいえまだまだ寒い日が続きますね。というのも、二十四節気はもともと中国から伝来したので日本の気候とは若干ズレがあるようです。立春の前日である昨日は日本各地で豆まきの催事やイベントが行われていましたね。

ちなみに私の住む北カリフォルニアは今日が豆まきの日。先日日系のスーパーで大豆を仕入れてきたので、さっそく煎り豆にして豆まきの準備万端!

豆まきに使用する大豆って、煎ったものが使われますよね。これは、生の豆を使って拾い忘れてしまうとそこから芽が出てしまい縁起が悪いとされているから、とか また「邪気を射って(煎って)滅する」という意味合いもあります。

それに、歳の数食べるのに乾燥したままの大豆だと硬くて食べずらいので、煎った方が美味しくいただけますしね。

以前、海外の人が豆腐、味噌、醤油、油揚げ、納豆の原料が全て大豆からできている事を知って、日本人は豆ばっかり食べてると驚かれてるのを見て、改めて大豆が日本の食生活にいかに馴染んでいるかという事を考えさせられるように、日本は世界の中でも大豆をよく食べる国なのです。

大豆は植物性食品の中でも随一のタンパク質含有量があり、ビタミンB1・B2・Eも豊富でさらにカルシウム・カリウムの他イソフラボン・サポニンやレシチンなどの成分を含むことから、抗酸化・コレステロール低減効果や免疫力向上に効果があるとされ近年では、ミラクルフードとして健康食品には欠かせない存在となっていますが、このように健康に有用成分を豊富に含む一方で、大豆・枝豆・もやし・豆腐・きな粉などの大豆を発酵させないでできた食品にはフィチン酸塩・酵素阻害物質・ゴイトロゲン(甲状腺腫誘発物質)などのアンチニュートリエント(反栄養素)も多く含んでいます。

このアンチニュートリエントは豆腐に加工する時の豆を水につける過程では完全に除去することはできませんが、発酵させて味噌や納豆にする過程で除去、無効化され人体に有効な成分のみを摂取できるようになります。

とすると、健康のためにと毎日豆乳を飲んだり、おやつ代わりに煎った大豆を摂ることは実はあまりおすすめできることではありません。

もちろん、嗜好品として食を楽しむために適量を摂ることは健康においてもさほど大きな問題にはならないですが、万が一あなたが健康のためと思って乳製品を全て大豆製品に代替えして大量に未発酵の大豆を摂取していたとしたら、それはあなたの体を自ら攻撃していることと同じことになります。

ですので、大豆製品を健康のために選ぶのであれば、発酵させた味噌や納豆を適量毎日の食生活に取り入れる事をおすすめします。

さてさて、北カリフォルニアでの我が家の豆まきが、間も無く始まります。

今年も家族と世界の無病息災を込めて『鬼は外、福は内』

余った大豆は自家製味噌の材料となります。

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