こんにちは LiveWellBeing プレイトです。
LiveWellBeingでは、あなたがより健康で豊かな未来の暮らしを手に入れることができるように、ライフスタイルや自然療法を基本とした健康法などをわかりやすく、また毎日の生活にすぐにとり入れることができるようにより実践しやすい情報として発信しています。
1月も中盤にさしかかり、例年のようにインフルエンザの流行がピークをむかえる時期となりましたね。
が、私の記憶では私自身10年以上インフルエンザにかかっていないんです!しかも予防接種は小学4年生の時を最後にしておりません。
いわゆる”風邪”は2年に一度くらい引くことがありますが大体1、2日で治ってしまいます。
こんな私ですが、幼い頃は風邪をひきやすくひどいアトピー性皮膚炎にも悩まされ、一時は1年ほど家に引きこもっていたことがあったくらいデリケートな体質だったんです。
それが今ではすべてが夢か嘘だったかのよう。
なぜ私が、サービス業で不特定多数の人と会う機会が多くさらには乾燥したカリフォルニア州に住んでいるのにも関わらず、お薬に頼ることなくインフルエンザや風邪など病気と無縁なのか。
それは私が毎日の生活の中で取り入れている誰でも簡単にできる自然療法を実践し続けているからです。
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自然療法ってなに?
自然療法とは一般的に対処療法となる投薬や手術などは行わず、症状の原因を根本から探り心と身体のケアをする療法をさします。
施術には、アロマセラピーやハーブを使った植物療法、リフレクソロジー、ホメオパシー、栄養生活学、マッサージ、東洋医学、心理療法などなど幅広い療法を使って行われます。本来誰もが持っている身体の自然治癒力を高めることを基本目的とし、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、イギリスではで自然療法士(Naturopath)が代替療法、補完療法として西洋医学だけでは治療が困難な病気の治療にあたります。
日本では自然療法士の国家資格・認定制度が確立されていないために日本国内では自然療法医師として患者さん病気の診断や治療はできないのが現状ですが、私のように自然療法の正しい知識を持って実践することで人間が本来持つ自然治癒力を十分に引き出し、あなたやあなたの大切な家族を未病や病気から守ることができます。
なぜインフルエンザにかかるのか?
インフルエンザの予防法を知る前に、なぜインフルエンザにかかってしまうのかということを原因から考えてみましょう。
ご存知のようにインフルエンザにはA型B型C型かあり、それに加えその年によって流行するウイルスが違うため、最悪の場合は同じ時期に2回もかかってしまう可能性もあるので、ワクチン接種したから、またはすでに感染してしまったという人も決して安心してはいけません。そもそもインフルエンザはどのようにして人から人へと感染していくのでしょうか。
インフルエンザの主な感染経路は感染者のくしゃみや咳で飛び散ったウイルスを吸い込むことで感染する『飛沫感染』か、ウイルスが付着したもの(例えばドアノブ、つり革、部屋の電気スイッチなど)を触ることで感染する『接触感染』です。また最近の新たな研究では、通常『飛沫感染』では咳やくしゃみによりウイルスを含んだ水分がとび散り1、2m以内で地上に落ちるためにウイルスがいつまでも空気中を漂っているわけではないのですが、インフルエンザウイルスが感染力を長期保ちやすい環境であれば空気を介して感染する『空気感染』も感染経路となることがわかりました。
この感染力を長期保ちやすい環境とは主に
- 閉め切った狭い部屋
- 湿度が20%ほどで空気が乾燥している
- 室温や気温が20度以下の低温
ですので、こういった環境を作らなければ空気感染は防げますね。
インフルエンザを予防するにはまずこの感染経路や感染力を保ちやすい環境を絶つことです。その具体的な方法をご紹介します。イ
インフルエンザ予防 その1−手洗い
インフルエンザにかからないためには人混みや繁華街にむやみに出向かないというのが一番ですが、クリスマス、お正月、バレンタイン…などなどインフルエンザが蔓延する時期に限ってイベントが目白押しですよね。
インフルエンザを発症している人が、自分の口や鼻に触れその後ドアノブや手すり、つり革様々な場所に触れると接触部にウイルスが付着し、その場所に触れた別の人の手からその人の口や鼻に触れることで感染は起きます。このような『手』を介しての感染は意外に多いとされています。ですので不特定多数の人が触れたであろう場所を触った手で口や鼻、マスクなどは触らず、必ず正しい手洗いをしましょう。手洗いの有効性は明らかですので『手洗い』はインフルエンザ予防対策の基本の『き』ですね。
ハンドソープ+αで最強手洗い
正しい手洗いは医療や食品衛生の現場で行われているように、石鹸を使って流水で約30秒間かけて手のひら、甲、指の間、指先をもみ洗いします。
石鹸は手に付着した汚れを取るために使いますが、私はこの石鹸にあるものを+して予防に役立てています。それはエッセンシャルオイルです。
毎日使うハンドソープにエッセンシャルオイルをプラスしましょう。無添加の液体ハンドソープ100mlにエッセンシャルオイル20滴を混ぜて使います。
手洗いの後、もしくは近くに水道がないときには手洗いの代わりに除菌スプレーが大活躍します。無水エタノール10ml、精製水(または水道水)40mlにエッセンシャルオイル10滴、クローブを2個を混ぜて使います。スプレーする前にはボトルをよく降って中身をしっかり混ぜてからスプレーすることをお勧めします。
インフルエンザ予防には、『ユーカリ・ラディアータ』か『ティートリー』のエッセンシャルオイルがおすすめです。
インフルエンザ予防 その2−加湿は室内だけでは不十分
なぜインフルエンザにかかるかというところでもお話ししましたが、インフルエンザウイルスは湿度を嫌います。適した湿度に加湿することでインフルエンザ予防になります。ただし室内の加湿だけでは予防としては不十分。この『加湿』には2つの意味があります。
1、室内の加湿
1つ目は室内の加湿。ACやヒーターなどで乾燥しやすい部屋の湿度を常に50〜60%に保つことでウイルスの感染力は弱まります。インフルエンザウイルスは夏場も存在しているのにも関わらず冬季ほど猛威をふるえないのは夏場の湿気と気温のせいです。
室内の加湿にお勧めなのはアロマディフーザー。エッセンシャルオイルを2滴から最大5滴垂らして室内に香らせることで、加湿をしながらお部屋の空気の浄化も行えるので、まさに一石二鳥。
2、鼻・口腔内・喉〜気道の加湿
2つ目は鼻・口腔内・喉〜気道の粘膜の乾燥を防ぐための加湿です。特に鼻の粘膜の乾燥は局所的な免疫低下につながる可能性があるため、これらを潤しておくことがインフルエンザ予防には効果的です。
喉の加湿は、水分を頻繁に取ることで潤いを保つことができます。私は外出の際には水筒にレモン水とグローブを1かけ入れたものを飲んで喉を潤しながら殺菌もしています。
以前は外から帰ったらまず『うがい・手洗い』でしたが最近ではうがいはインフルエンザの抜本的な予防としては推奨されていません。なぜならば、一旦喉についたウイルスが発症するまでの時間はわずか30分。30分おきにうがいはちょっと非現実的ですよね。
そして、現在のアメリカやカナダでインフルエンザや鼻炎や花粉症などの鼻疾患の治療や予防において医師から最も推奨されているとっておきの方法が、インド伝統医学アーユルベーダの鼻うがい。
鼻を洗浄することによって鼻腔内の奥に入り込んだ雑菌やほこりを洗い流すことができます。ただし、水道水の使用はしないように!鼻腔は呼吸をするための空気が出入りする通路であり、水が出入りするような構造にはなっていませんので水道水によって非結核抗酸菌やアメーバなどの病原体に感染する恐れがあります。鼻うがいをするときには、滅菌水や一度沸騰した湯冷ましを用いて濃度0.9%の食塩水を作り人肌の水温で使うことが適切といえます。鼻うがい用の製品も販売されているので、それを用いるのもよいかもしれません。
鼻洗浄やこまめな給水が状況的にできない!めんどくさい!という場合はマスクを着用して喉と鼻腔の湿度を保つ助けになります。この時小さく切ったコットンにティートリーやユーカリ・ラディアタのエッセンシャルオイルを1滴垂らしてコットンのオイルが直接肌につかないようにマスクの中に入れるとマスク内の殺菌とコットンがフィルターとなって吸い込んだ空気の除菌になります。
インフルエンザ予防 その3−実は質の良い睡眠こそが予防には欠かせない!
元来インフルエンザは弱いウイルスなので抵抗力のある免疫力の強い状態では発症することもなく、自然に治っってしまうものです。
『スタンフォード式最高の睡眠』の中で著者のスタンフォード大学医学部教授の西野精治氏は
- 睡眠が不適切になると、ホルモンバランスが崩れ、免疫の働きもおかしくなる。実際、インフルエンザの予防接種でワクチンを取り入れても、睡眠が乱れていると免疫が確立せず、ワクチン接種の効果が認められないという報告もあるほどだ。-
とうたっている。人間は睡眠時に成長ホルモンが多く分泌され、この成長ホルモンは細胞の修復や疲労の回復など体を健康な状態に戻す重要な役割を果たします。免疫力を高めてウイルスに対する抵抗力をあげるために、十分な質の良い睡眠を取ることは日常生活の中でできる最も簡単で、しかし最も重要なインフルエンザ予防法なのです。
質の良い睡眠をとるための方法はこちら
まとめ
辛いインフルエンザにかからないために今からやるべき3つの事
- エッセンシャルオイルをプラスした除菌ソープと除菌スプレーでウイルス撃退!
- 室内は湿度50〜60%を保ち、レモン&クローブ水でこまめな水分補給と0.9%の濃度の生理食塩水の鼻洗浄で雑菌を洗い流し粘膜を潤す!
- 質の良い睡眠で成長ホルモンを放出させて免疫力をぐーんとUPさせウイルスに侵されない体を作る!
ワクチンを接種しても過信は禁物!あなたも早速実践して今年からワクチンや薬に頼らずインフルエンザ知らずを目指しましょう!
これだけ予防していてもかかってしまったというあなた、それはあなたの身体の中の自然治癒力が働いて何らかの理由で免疫力が低下しているということを知らせてくれている証拠です。焦らずにじっくりとインフルエンザを治しましょう。
それでもインフルエンザにかかってしまった時はこちら
プレイト早苗 Plate Sanae
1975年生まれ。埼玉県川越市出身。
2016年よりカリフォルニア州在住。
ホリスティックヘルスコーチ、自然療法アドバイザー、植物療法家。
趣味:サーフィン、アロマ・ハーブ、ガーデニング、発酵料理研究、Hula、DIY